就職して暫く経つと、「なんで俺ここで嫌な思いしてまで毎日我慢して働いてるんだっけ?」と思うことがあります。
ある意味今の世の中では一つの正常な反応なのかもしれませんが、そんなストレスを抱えつつ今後もその会社で働くのでしょうか?
・・とはいえ、会社を辞めるとなると中々決断もできなかったりしますよね。
今回の記事では、僕が会社をやめることを決断できなかった頃と決断できた時の違いや決断できた理由についてお伝えしてゆきます。
この記事であなたに伝えたいこと
この記事であなたに伝えたいことを簡単にまとめました
Point
- どういう状態であればあなたは幸せなのか?
- 今の仕事と給料であなたの幸せは実現できるのか?
- 収入を得る手段を別に持っておく
会社を辞める決断が出来なかった過去
僕もあなたと同じように、「会社行くの嫌だな」、「もう会社辞めたいな」と漠然と思いながら出社していた時期がありました。
時期があったと言うよりは、ずっと心のどこかに飼っていた不安が大きくなったり小さくなったりを繰り返していた、という方がわかりやすいですかね。
上司から「やる気あるのかっ!」って言われて、ヘラヘラしながら「もちろんあります」なんていう心にもない嘘を並べていた当時の僕は、ほんともうどうしようもないクソ野郎だと思います。
心のなかでは、「やる気なんかあるわけ無いだろ」って思っているにも関わらず、本当のことを口に出せない辛さ。
そして何より、本当は「辞めたい」と思っているにも関わらずそれを言い出せない・・いや、その決断を出来なかったあの頃の僕は本当に情けないヤツだったと思います。
会社が買収され「会社は僕たちを守ってくれない」、「会社に裏切られた」と思ってもその会社にしがみつき、給料を下げられても辞めること無く働き続ける。
今考えれば、「嫌だ」と思いながらもその会社で働くことを選択し続けていた自分がいたんですよね。
当時の僕は、東京の板橋にアパートを借り彼女と一緒に暮らしていました。
元々地頭のよくない僕は、大学も地方の4流5流大学卒ですし、その後も何社か会社を辞め、その会社に入ることが出来たのはもう奇跡といっていいほど。
だから、「その会社のブランド」にこだわりがあったというか、その会社の社員でいる事にステータスを感じていたような状態。
そして、この会社を辞めたらまた底辺に戻ってしまう・・と、今考えると、本当にくだらないプライドを持って生きていました。
とても「くだらないこだわりとプライド」が邪魔して会社を辞めるという決断をする事が出来なかったわけです。
そして、何より貯金もないのにその会社を辞めたら収入がなくなってしまうという恐怖に対して、どうすれば解決することが出来るのかということに向き合い、真剣に解決方法を考えることも有りませんでした。
どちらかと言うと、日々なんとか過ごせればそれでいいか、という目標を持って生きているわけでもなく、ただ惰性で生きているだけの状態。
将来に対して不安は感じていましたが、具体的に考えることはなく、目の前のことのほうが心配で将来にまで気が回ってなかったですね。
社員同士の連帯感に騙されるな!
本社だったことも有り、周りは頭のいい人ばかりで、特に最初の頃は話についていくのすら必死で、苦労したのを覚えています。
自分の能力不足を強く感じた事もあって、完全に劣等感を抱えてしまい、自信を持てない状態で仕事をしているのでいい結果が出るはずもなく、やる気のない日々を送っていました。
そんな中、社内で一つの大きなプロジェクトが立ち上がりました。
全国9箇所に存在していた支社のセンターのシステムを統合し新しいシステムで運用する大規模なプロジェクトでした。
僕はそのプロジェクトで本部担当者として参加させてもらい、ここから僕の仕事における大きな成長が産まれました。
当時は各支社の担当者との交流なんてなかったので、全国でプロジェクトメンバーは知らない方ばかり。
本当にうまくいくのか、自分が役割を果たせるのか不安で仕方有りませんでした。
そしてプロジェクトは始まり、毎日深夜まで働き、朝は7時に会社にゆき仕事をするような日々が2年間位続きました。
残業時間で言えば月130時間とか150時間とか、毎月そんなレベルでした。
土日は休みでしたが、普段の睡眠時間の少なさに殆ど寝てましたので、ほんとに仕事しかしてない生活。
仕事のために生きている状態でした。
生活はめちゃくちゃでしたが、仕事は充実感を感じていました。
毎日夜遅くまで頑張ってると各支社の担当者が段々と僕を認めてくれるようになって、僕の仕事を先回りしてやってくれたり協力してくれたりするようになっていったんです。
全国の支社メンバーに認められると同時に仲良くなり、全員で一緒に頑張っているという連帯感の中でとても気持ちよく仕事をする事が出来、結果的にプロジェクトは大成功しました。
その時の僕は、自身の成長そしてプロジェクトの成功はもちろん、自身の頑張りとそして何より全国の支社メンバーから認められ、全員で一丸となって仕事を進められたという達成感に酔いしれていました。
しかし、この仲間意識が僕にとって大きな落とし穴でした。
当時良くあったのが、夕方に突然、上司から明日AM期限の仕事が降ってくること。
当然最優先で対応し、本社でやらねばならないこと、支社でやらねばならないことに仕分けして全国で対応するのですが、どうやっても終わらないから今日は徹夜確定・・みたいな。
そんな時も支社のみんなと
「こんなこともあるよね、大変だよね。でも一緒に頑張ろう」
という、共通の敵と一緒に戦う仲間、理解し合える仲間みたいな存在になっていました。
会社から要求される無理難題の痛みを理解してくれて、そして一緒に解決してくれる仲間がいる、と僕の承認欲求をこれでもかと言うぐらいに満たしてました。
後々この承認欲求が満たされて幸せに浸っている自分の間違いに気づくまでは・・・・
会社を辞める決断が出来なかった理由
僕が勤めていた会社は、東証一部上場企業の中では給料は特に高いわけでもなく、低いわけでもない・・といった状態。
退職金制度は存在しておらず、高くない給料で定年まで働かされて、定年になったらぽいっとさよならです。
老後を豊かに暮らしてゆくためには、絶対に貯金をしておかねばならないのですが、残念ながら貯金を作る余裕は有りませんでした。
頭では「このままでは将来まずい」と分かってはいました。
しかし、会社には僕とほぼ同じ条件で働いている沢山の社員がいますし、信頼している仲間たちもいます。
心のどこかではみんなも同じ条件で働いているわけだから、「考えてもしかたない事だ」と思う気持ちも有りました。
そしてなにより、プロジェクトを一緒に戦い抜いた仲間たちと一緒に仕事が出来ることに誇りを感じ、その精一杯の自己満足で「このままじゃまずいんじゃないの?」という疑問に蓋をしていました。
そうして、「会社辞めたい」という気持ちに嘘を付き、会社を退職するという決断が出来ない状態を自ら作り出していました。
その時の僕の中には、以下のような会社を辞めるという「決断を妨げる思いや言い訳、浅はかさ」が存在していました。
会社を辞める決断が出来なかった理由
- 収入源を絶たれるのが怖かった
- 転職で給料が下がるかも、という不安があった(やってもいないのに)
- 転職することによる環境の変化を恐れた(人間関係、勤務地等)
- 時間が解決してくれるかもという、浅はかな期待があった
- 僕には会社に辛さを理解してくれる仲間がいると思ってた
- どうするべきかを真剣に考えていなかった
こうして文字に起こしてしまうと、なんて馬鹿だったんだろうかと思ってしまいます。
正直、馬鹿すぎて恥ずかしいのでこの記事やっぱりリリースするのやめようかな、と思ったくらいです。
・・・が誰かのためになればと思って、断腸の思いで公開しました(笑)
あなたが会社を辞める決断をする事が出来ないのも、この6つの中に含まれている物が多いのではないでしょうか?
よくよく、自分の気持と向き合ってみてください。
僕的にはこの中で最も愚かだったなと思うのは、会社にいる仲間の存在です。
会社に仲間と呼べる存在がいるのはとても大事なことだと思います。
それは間違いのない事実ですが、僕は一つ大きな思い違いをしていました。
会社では仲間だけど、会社を一歩外に出て人生をともに歩む仲間かと言えば、そうではない。
その仲間、そしてその仲間内のコミュニティというのは単に自分にとって耳障りのいい言葉が飛び交う居心地のいい環境に過ぎなかったんです。
愚痴を言えば分かってもらえる、そして分かってあげられる、そういった人間関係・コミュニティが単に気持ちよかっただけだったんです。
現に会社を辞めて1年、それらの仲間と思っていた人とは極僅かな数人を除き基本的に交流がないからです。
つまり、単に同じ会社で同じ気持ちで働くもの同士、お互い気持ちはわかる間柄ではあるけども、人生を共に歩む仲間ではないってことです。
重要なのは人生を共に歩むような基本的な価値観が同じ仲間であれば、仕事を辞めたとしても自然に繋がり続けます。
そして、何より人生は自分のものである、という理解が欠けていたことです。
仲間たちのものでもなく、会社のものでもない。
僕自身の人生は僕のものだ、ということ。
ここにもっと早く気づくべきでした。
「仲間たちがいるから会社を辞められない」という自分に都合のいい解釈をして、本当に判断すべきことを見誤っていた状態だったということです。
人生に対する意識が180度変わった日
会社を辞めるという決断を出来ないまま過ごしていたある日、大事件が起きました。
東日本大震災です。
僕は中国で事業の新規立ち上げを行っていたので、日本にはおらず直接揺れを感じることはなかったのですが、日本という国を離れていたからか、客観的に事態を捉えることが出来ました。
同時に日本人という多くの同じ民族が苦しみ、悲しんでいる事と、それに何の協力も出来ない自らの非力さをとても悔やみました。
今でも当時の映像をYoutubeで見ると、非現実的な光景と共にあの頃の感情が呼び戻されて涙が溢れてきます。
この震災をきっかけに、僕はある思いを胸に抱くようになりました。
「人生はいつどこで終わるかわからない」
そして、いつか来る「死」を迎える時に
「楽しい人生だったな」
と思える悔いのない人生を送りたいと強烈に感じました。
その思いを抱いてからというもの、僕は自分の人生に対して真剣に向き合うようになりました。
- 日々過ぎてゆき、決して帰ってこない時間
- 自分が変わらなければ、決して変わることのない結果
- 自分の幸せとは何なのか?
- 欲しい物、やりたいことは何か?
そして、自分自身とそして自分の人生に向き合った時に、僕はこのままでは絶対に幸せになれないことがはっきりとわかりました。
- 目を覚ましている時は仕事ばかりで、自分のやりたい事や家族に支える時間が極端に少ないこと
- 給料は少ないし、退職金もない。将来お金に困る事がはっきりわかっていること
- 実家に帰り、お袋に親孝行することも出来ない。
だったら、このままこの会社でサラリーマンをやり続けるのって、生きていく意味では全く役に立たないよね、という結論に至ることが出来ました。
働く意味ってなんだろう?
僕はこれまで、「働く」という意味について深く考えること無く過ごしていました。
なぜなら、僕の周りの人達はみんな会社で働き、給料を得てそれで生活しているからです。
つまり、働くということは
「生活するために給料を得る」
ということ。
こう書くと、いやいやいや・・と言われる方もいらっしゃるかもしれません。
警察官や消防士、お医者さんを始めとした社会的に意義のある職業はもちろん、会社として社会的意義や責任を果たしている事業を営んでいる企業は沢山有ります。
しかし・・
給料がなくても、そこで働きますか?
多くの人は無休で働くことはしないはずです。
なぜなら、生活を維持する為に「給料が必要だから」、です。
社会的意義や責任を果たすということや、その責任を果たしたいと思うことはとても尊いことで大事なことです。
しかし、多くの人はそれらの優先順位は2番めなんです。
最重要の優先度は「給料がもらえるから」・・ここなんですよね。
もちろん僕だってそうです。
なんなら僕なんて社会的意義や責任は、どうだっていいと思っています。
僕が大きく成功してその役割を果たせるようになれば、果たせばいいと思っているからです。
会社を大きくし人を雇うようになれば、より多くの法人税を払い、そして会社の事業として社会的意義を果たせばいい。
自分と自分の家族を幸せにできないのに、世の中に対して意義も責任もあったもんじゃない、と僕は思います。
だから、それまではひたすら自分のために生きてゆこうと考えています。
※今は自分の為だけでなく、僕の周りの人を幸せにする為に生きてゆくことが出来るようになりました
ちょっと話がそれてしまいました。
お伝えしたかったのは、多くの人にとって働くという本質的な意義は、生活するための給料を得るためだってことです。
僕が会社を辞めると決断した理由
僕が会社を辞めると決断した理由は、ある視点から見るととても自分勝手に思われるかもしれません。
しかし、僕はそれでいいと思っています。
だって、誰の人生でもない、僕の人生なのですから。
僕が僕のために生きる。
何の問題も無いと僕は思いますし、僕だけでなく世の中の多くの人にとってあるべき姿だと思います。
僕が会社を辞めると決断した理由
- このままサラリーマンを続けても、僕は幸せになれない
- 人生は1度きり、後悔する人生にしたくない
- 海外旅行に沢山行きたい、その為に時間とお金が必要
- 将来実家に帰りたいし、お袋に家も買ってあげたい
- 欲しい物は買い、やりたいことをやって生きてゆきたい
- 収入は給料以上の額を別の収入源から得ることが出来た
もう欲望丸出しで恥ずかしい限りなんですが、嘘偽りのない僕が会社を辞めた理由です。
逆の言い方をすれば、これらをサラリーマンとして働きながら時間のない中で実現するのは無理だ、と思ったから辞める決断をしました。
会社の仲間も、人生を共にに歩む仲間以外の偽物の仲間とはさっぱり分かれることが出来ましたし、そういったネガティブなコミュニティではなく今は超ポジティブなコミュニティに属しているのでとてもハッピーです。
辞める決断を後押ししたのは転職ではなく副業の存在
生きてゆくためには収入が必要です。
会社を辞める事を考えた時、まず第一に思い浮かぶ手段は転職です。
しかし、僕は転職は考えませんでした。
なぜなら、転職しても時間を縛られ給料も決めらるので、絶対に僕が求めている幸せは実現出来ないと考えていたからです。
僕の場合は、今すぐにでも会社を辞めたい、という状況ではなかったので転職は選択肢に入れなかったのですが、もう今すぐにでもどうしても辞めたい、という場合は転職も一つの選択肢になりますよね。
まずは転職してストレスを減らして収入を確保するってのはアリだと思います。
じゃあ、僕は転職しないにも関わらず、どうして辞める決断が出来たのか?
僕が会社を辞めると決断できた一つの大きな要因として、サラリーマンとしての本業以外に収入源を確保することが出来たからです。
このままではダメだと思ってから、FX、輸入物販と失敗をしましたが、副業で収入を得られるように頑張りました。
そしてついに、ブログをつくりそこに広告を貼ることで収入を得ることが出来る「アドセンス」という仕組みを使い、毎月数十万円という金額を稼ぐことが出来るようになったんです。
副業として本業の傍らやっていた時はちょっとしんどい時もありましたが、それも自分の人生のためと思い頑張り抜くことが出来ました。
そして、ブログを使って稼ぐというスキルを構築することが出来たので、記事を書くという時間のかかる作業は外注化し、僕は1日30分程度の作業をするだけで良いというところまでこぎつけることが出来ました。
だから、「1日30分作業で月に数十万の収入」です。
この副業による収入があるからこそ、僕は勇気を出して会社を辞めるという決断を下すことが出来ました。
収入があれば自由になれる?
この記事を読まれているあなたも、色々と思うところや背負っているものがお有りなのだと思います。
そんなあなたも、今の給料と同じくらいかもしくはそれ以上の収入源を確保することができれば、比較的会社を辞める事を決断するのは難しくなくなるのではないでしょうか?
いざ退職するとなると、ちょっとまた勇気がいりますが、それは収入を得てから考えればいいことです。
少なくとも、ブログによる収入が確保できれば、本業+副業のダブルインカムでかなりリッチになれるはずなので(笑)
副業はブログ以外にも在宅で行える事は数多くあります。
あなたがブログをやってみたいと思われるのであれば、僕が作った教材で体系的に学べば、僕が構築したノウハウを存分に取り入れることが出来ます。
今だと体系的に学べ、10万円を目指せる有料教材を無料公開(期間限定)しているので、とりあえずどんなものか見てみればいいと思いますよ。
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まとめ
会社を辞めるという決断をするには勇気と、そして辞めることが出来る状態であるという2つが必要だと僕は思います。
僕も会社を退職する事を伝える際には、とても勇気が必要でしたし、だからこそ僕は半分勢いで退職することを伝えました。
しかし、結果的に今はその勇気を出して正解だったと思います。
なぜなら、僕は今とても幸せだからです。
お金に苦労はしませんし、それでいていつどこに居てもいいという自由を手に入れています。
いつ実家にかえってもいいし、海外にも自由に行ける。
毎日カフェで寛ぎながら仕事することだって出来ます。
なにより、毎日あのギュウギュウの電車で出勤しなくてもいいですしね(笑)
結局、そうなることを選択するかどうか、そしてその選択が出来るようにするために今努力を始めることが出来るかどうかなのだと思います。
ぜひ、あなた自身の幸せを掴むために一歩を踏み出して頑張ってみてください。
行動を変えた先には、必ず今までと異なる結果が待っているはずですから。

2018年夏、長いサラリーマン生活から独立、起業。自由をゲットしました。
人生は一度きり、行きたい時に行きたい場所に行き、やりたいことをやる。
時間と経済的な自由を得て、自分に嘘をつかないスマートライフを送っています。
好き:乗り物、しいたけ、モフモフ猫さん、レッサーパンダ
嫌い:パクチー、夢のない仕事、カロリー
サラリーマンとしていくら頑張っても、結局は人からの評価で物事が決まり、たった一度の人生であるにも関わらず「住むところも、稼ぐ額も、自由になる時間も自分自身が決める事が出来ない」、という不自由に嫌気がさしたのがインターネットビジネスを始めたきっかけ。
【実績】
2017年2月:副業としてネットビジネス開始
2017年8月:副業で月収70万円達成(ブログ)
2018年1月:自身で1記事も書かずに月収60万円達成(ブログ)
2018年7月:念願の独立(自分自身の働き方改革)
“正しく行動すれば目指す結果に到達出来、未来をあなたが望む自由な人生に変えてゆく事が出来る事“を発信しています。
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