ブログの記事をワードプレスの投稿画面エディタでライティングする時、キーボードのタイピングに対して画面上の文字入力が遅かったり、文字を変換する時に異常にもたついたりして。
タイピングのペースが乱されてイライラ!
なんていう経験は無いですか?
2ヶ月位前から本ブログの投稿画面エディタでちょうどそういう事象が発生しました。
文字変換をすると1秒位何も出てこず、もたつくというより完全に遅延している状態。
文字変換の都度タイピングのペースを乱されてイライラするという状況が発生していました。
普段のリズムで入力できないあの気持ち悪い状況。
それでもしばらくの間はテキストエディタを使って入力し、ワードプレスのエディタに貼り付けたりしてだましだまし使っていましたが、その不便さにライティングが嫌いになってしまいそうで・・・
流石に僕も我慢できなくなり原因を突き止め解決したので、同じような問題をお持ちの方のお役に立てればとその時の経験をシェアしたいと思います。
本記事が今のあなたに起きている問題を解決出来ることを願います。
文字入力・変換が遅くなった場合に疑うべき事
問題が起きる直前になにか設定を変更したり、ワードプレスのプラグインを入れたりブラウザの設定やアドオンを入れたりした場合は、それらが原因の可能性が高いので、まずは問題が起きる前に何か変更をしなかったかどうかを確認しておきましょう。
ちなみに僕の場合は特に何もしていないにも関わらず、突然問題が発生しました。
(というか気がついたら文字変換の遅延が発生していたという状況)
問題が起きる直前に特に何もしていないという場合は、あなたが関知していない間に何かが起きている可能性があります。
まさに僕と同じ状況ですね。
以下のリストの順に原因の確認を行い対処してみてください。
- ブラウザのスペルチェック機能の影響
- ワードプレスプラグインの問題
- 日本語IMEそのものの問題
- ブラウザのプラグインの問題
- PCの能力不足
では、一つずつ確認ポイントと対処方法をお伝えします。
ブラウザのスペルチェック機能
僕がオススメしているブラウザGoogle ChromeもFirefoxもEdgeもすべて、スペルチェック機能があります。
ワードプレスのエディタ画面でブラウザのスペルチェック機能が動いていると、スペルチェックの処理が重たくなり記事投稿画面のエディタによる文字入力や変換が遅くなっている可能性があります。
ワードプレスの投稿画面エディタには「ビジュアル」と「テキスト」のタブがあるのをご存知ですか?
そして、この「テキスト」のタブ内では「ビジュアルタブでは可視化されていない」html本来の記述で編集できる為、英語の単語らしきもの(タグといいます)がかなり出てきます。
ブラウザのスペルチェックが有効になっていると、これらの「テキストタブ」にある全てのタグに対してスペルチェックが行われる為、PCにそれなりに負担がかかります。
以下、投稿のエディタ画面(テキストタブ)です。
スペルチェックの結果間違いがありそうな箇所という意味で、赤い波線が引かれているのがわかると思います。
入力されている英単語らしきものに対して、辞書を検索し辞書に掲載されているかどうかを判定するために、PCに結構な負担がかかるんですね。
結果、文字入力や文字の変換への影響に繋がります。
このスペルチェックの影響を受けないようにするためには、ブラウザのスペルチェック機能を無効化(オフ)にします。
ブラウザごとに設定の細かいやり方は異なりますが、「設定→スペルチェック機能→オフ」で対処できます。
Google Chromeのスペルチェック機能の無効化
Gogle Chromeはウィンドウ右上にあるアイコンからメニューを表示させて、「設定」をクリックします。
設定画面が表示されたら下までスクロールし、「詳細設定」をクリックして設定画面を更に広げます。
すぐ下に「言語」セクションがあり、その中に「スペルチェック」があります。
※Googleのバージョンによって場所は今後変わる可能性があります。
上記の画像では、オフになっている状況です。
この設定が「オフ」になっていることを確認してください。
Fire Foxのスペルチェック機能の無効化
Fire Foxもウィンドウ右上のアイコンからメニューを表示します。
メニュー内のオプションを選択してください。
設定画面が表示されたら少しスクロールダウンします。
「言語セクション」内に「自動スペルチェック機能を使用する」という項目があるので、ここのチェックを外しておきます。
これで、スペルチェック無効化設定は完了です。
Microsoft Edgeのスペルチェック機能の無効化
Microsoft の純正ブラウザであるEdgeは、Windowsの設定でスペルチェックの設定を行います。
Windowsの設定アイコンから設定画面を開きます。
設定画面のメニューから「デバイス」を選択。
左側のサブメニューで「入力」を選択。
そして右側に表示される設定項目から「入力時にスペルミスの語句を自動修正する」をオフにします。
これで、Edgeのスペルチェック無効化設定は完了です。
ブラウザのスペルチェックを無効化した状況で症状は改善しましたか?
確認は、文字入力が遅いと感じた記事の投稿画面で確認しましょう。
入力している全体の文字数でスペルチェックの数が大きく変わりPCへの負荷が変わってくるため、必ず入力、変換が遅いと感じた記事で確認をすることをおすすめします。
新しく記事った記事で確認すると、文字数が少ない為に生じた問題が出現しない可能性があります。
この確認で症状が改善しないようであれば、別の原因で生じている問題だと考えられます。
スペルチェックは無効化にしたまま、次の確認に移りましょう。
ワードプレスプラグインの問題
それでは、次はワードプレス側のプラグインに問題が無いかを確認します。
僕の場合はここで原因が見つかりました。
それぞれ環境に違いがあるので、あなたの問題もこれで解決とは断言できませんが、突然文字入力・変換が遅いという状況が発生したのであれば、ここの問題である可能性は十分にあります。
確認の仕方は簡単です。
処理→確認→処理→確認と手順を繰り返し行ってゆくので、ちょっとした手間がかかるだけです。
まずは、Classic Editorを除く全てのワードプレスのプラグインを停止します。
以下の画像のように「Classic Editor」以外に全てチェックを入れ、一括で停止すると早いですよ。
チェックを入れた後、一括操作のドロップダウンリストで「停止」を選択し→適用ボタン押下です。
停止出来ました。
「Classic Editor」以外のプラグインを全て停止した状態で、文字入力・変換の遅延が生じていると感じた記事の投稿画面で文字を入力し、状況を確認してみてください。
もしもこの対応で文字入力や変換が軽くなって症状が改善したのであれば、先程「停止」したプラグインのどれかが影響している、と考えることができます。
ここから更に確認を進めてゆきます。
症状が継続している場合は、ワードプレスのプラグインが原因ではないので、他の要因を探します。→次の日本語IMEの問題へ。
では、ワードプレスプラグインをオフにすることで症状が改善した場合の、確認の進め方を説明します。
プラグイン4つで1つのグループとし、グループ単位でプラグインを有効化し問題が生じるかをチェック
↓
問題が生じたグループのプラグインをさらに1つずつチェックする
という流れで行います。
具体的な確認の進め方
- プラグインを4つ程度「有効化」する
- 文字入力をチェック→遅延等の問題発生を確認する
- 遅延が生じない場合 → 遅延が生じるまで1と2の繰り返し
- 遅延が生じた場合は、直前で有効化したプラグイン4つの中に原因
- 該当の4つのプラグイン、1つ停止→文字入力の遅延解消を確認
- 遅延が解消しなければさらに1つ停止→確認を繰り返し
- 遅延が解消したタイミングの直前で停止したプラグインが原因と特定できる
※解決したかの確認は必ず、問題が起きていた記事で行うこと
僕のワードプレスで起きていた問題はこの方法で解消する事が出来ました。
なんと、原因となっていたプラグインは超有名プラグイン「All in SEO Pack」でしたが、プラグインが悪いという訳でもなさそうです。
というのも、僕は普段ブラウザはGoogle Chromeを使っているのですが、FireFoxで記事投稿画面を開きエディタで文字入力した場合は問題が生じませんでした。
しかし、All in SEO Packが原因で文字入力が遅くなったという話も特に周りで聞きません。
Chromeと僕が使用しているワードプレスのテーマ、そして「All in SEO Pack」の3つの環境の絶妙な相性によって生じていた可能性もあります。
つまり、プラグインが悪いというわけではなく、単に僕の環境で合わなかった・・ということなのだと僕は理解しています。
これが何を意味するかと言うと、あなたの環境下では独特の問題として問題が起きる可能性も有るということです。
僕の場合は「Chrome+All in SEO Pack+ワードプレスのテーマ」の組み合わせで問題が発生する状態でしたが、テーマが違うと別のプラグインとの相性が悪くなり何か問題が出る・・などの可能性もあります。
※逆に僕が使っているワードプレスのテーマに問題がある・・ということも考えられますけどね。(ちなみにTCD製です)
問題が発生した時には、あせらず一つひとつ丁寧に確認して原因を特定してくださいね。
日本語IMEの問題
日本語IMEそのものに問題が生じている可能性もありますが、その場合は他のソフトやアプリ上で文字入力をする場合にも影響が生じる可能性が高いです。
ワードプレスの投稿画面以外の文字入力をするタイミング全般で発生しているのであれば、日本語IMEそのものを一度再インストールしてみると良いです。
ちなみに、僕はGoogle IMEをおすすめしています。
辞書の日常的なアップデートにより変換候補が比較的トレンドを反映しやすいので、変換時のストレスが激減します。
特にトレンドブログの記事を作成するにはうってつけのIMEです。
【合わせて読みたい】
[blogcard url=”https://yu-kilifedesign.com/10navifree/google_ime_install/”]
ブラウザの問題(含む拡張機能)
ブラウザそのものやブラウザの拡張機能(アドオン)の相性の問題が生じている可能性もあります。
先程の僕の例としてお話しましたワードプレスのプラグイン「All in SEO Pack」を停止するとクローム上での文字変換時の遅延は解消されました。
しかし、そもそも同様の状況でブラウザFireFoxで該当の記事を開き文字入力をした場合は、全く症状が発生しなかったのを確認しています。
つまりワードプレスのテーマに加えてプラグイン「All in SEO Pack」とブラウザの相性が良くなかった、と言い換える事が出来ます。
先程のワードプレスのプラグインと同じように、一度拡張機能の全てをオフにして問題が解消されるかどうかを確認することをおすすめします。
以下Chromeの場合で説明します。
まず、右上のたてに3つの点からChromeの設定画面にアクセスします。
そして、メニュー左下にある「拡張機能」をクリックします。
インストール済みのすべての拡張機能が表示されます。
各拡張機能のパネルの右下にスイッチが有り、ここでONとOFFを切り替えできます。
スイッチが左側にある状態(色がついていない状態)がOFFです。
全ての拡張機能をOFFにして、問題が生じた記事の投稿画面エディタで文字入力・変換を試してみてください。
全てオフにして問題が解消されたのであれば、ブラウザの拡張機能が原因という判断ができます。
この場合は、ワードプレスのプラグインの確認方法と同じで拡張機能4つで1グループとしてグループ単位で確認ゆけば効率的に確認できます。
拡張機能で原因の特定ができなかった場合は、ブラウザそのものを一度アンインストール→サイドインストールしてみてください。
これで解消出来る場合もあります。
Chromeでは文字入力・変換に遅延がおきるけどFireFoxやMicrosoft Edgeでは生じない場合は、思い切って日常使いのブラウザを変更してしまうのも手です。
また、ブラウザは複数種類のものを併用しても問題はないので、併用するのでも良いと思います。
ただ、僕の場合はどうしてもChromeメインで使いたかったんです。
こだわって使いたい理由があるんです。
僕がChromeをどうしても使いたい理由は、Chromeのアプリ化という機能が使えるからなんです。
ウェブサイトをブラウザのウィンドウ上でタブではなく一つのアプリのウィンドウのように扱えるので、「Alt+Tab」のショートカットでウィンドウの切り替えができて、とてもスマートに記事作成が出来ます。
(WindowsでもMacでもどちらでも出来ます)
FireFOXやEdgeでは出来ないChromeだけの機能で、効率的に作業するのにとても重宝します。
この機能、手放せないのでChromeにこだわり続けています(笑)
【合わせて読みたい】
[blogcard url=”https://yu-kilifedesign.com/hack/pchack/chrome-aplicarion-website/”]
PCの能力不足
PCの能力不足は急にやってくるわけではないので、文字入力が遅かったり変換が遅くなるといった症状が突然発生した場合は、この原因の可能性は低いかもしれません。
ただ、OSのアップデートが行われ機能が追加されたりするとPCに生じる負担が大きくなる事もあるので、まったくないともいい切れません。
この判断はなかなか難しいのですが、Windowsであればタスクマネージャー、MacであればアクティビティモニタでCPUの稼働状況やメモリの使用状況を確認してみると良いです。
システムがバックグラウンドでアップデートの作業などをしていたりする場合にも、PC全体のパフォーマンスが低下するので、文字入力や変換が遅くなったと感じることもあるはずです。
確認するのは2項目。
まず確認してほしいのはCPUの使用率です。
CPUの使用率が100%もしくは100%に近い状態が続くようであればもはやPCは限界です。
日常の作業で簡単に100%を超えてしまうような状態というのは望ましくありません。
もう一点はメモリ。
メモリも搭載量に対して使用量が少ない状態を維持できていればOKです。
100%近くのメモリを使用している、もしくは100%である場合はメモリ不足なのでWindowsの挙動に問題が生じる可能性があります。
Macも考え方は同じです。
MacはアクティビティモニタでCPUやメモリの状況を確認できます。
あまりにも古い能力のPCでない限り、PCの能力不足によって日本語入力に問題が出るということは無いように思います。
うちにも10年前の古いノートPCありますけど、なんの問題もなく動いていますので・・・
まとめ
ワードプレスの記事作成エディタ画面で発生する「文字入力・変換が遅い」という問題。
問題の原因を探っていく上での範囲が広いので非常にややこしいですね。
ブラウザやワードプレスのプラグインによって発生することも有るので、IMEだけを問題視せず本記事を参考にして様々な原因の可能性へと目を向けてみてください。
PCの環境は一律ではありません。
同じWindows10でも僕の環境とあなたの環境とでは全く異なるために、「文字入力や変換が遅い」という問題も全く別の原因によって発生している可能性があります。
一つひとつ、原因の可能性を確認してゆくことで原因にたどり着き、解決してゆきましょう!

2018年夏、長いサラリーマン生活から独立、起業。自由をゲットしました。
人生は一度きり、行きたい時に行きたい場所に行き、やりたいことをやる。
時間と経済的な自由を得て、自分に嘘をつかないスマートライフを送っています。
好き:乗り物、しいたけ、モフモフ猫さん、レッサーパンダ
嫌い:パクチー、夢のない仕事、カロリー
サラリーマンとしていくら頑張っても、結局は人からの評価で物事が決まり、たった一度の人生であるにも関わらず「住むところも、稼ぐ額も、自由になる時間も自分自身が決める事が出来ない」、という不自由に嫌気がさしたのがインターネットビジネスを始めたきっかけ。
【実績】
2017年2月:副業としてネットビジネス開始
2017年8月:副業で月収70万円達成(ブログ)
2018年1月:自身で1記事も書かずに月収60万円達成(ブログ)
2018年7月:念願の独立(自分自身の働き方改革)
“正しく行動すれば目指す結果に到達出来、未来をあなたが望む自由な人生に変えてゆく事が出来る事“を発信しています。
【今ならフルセット教材を無料プレゼント中!】

え?どういう事?詳しく確認するにはここをクリック!