ブログの引越し、実はやりたいけど何やらとんでもないことになりそうな気がして及び腰になっていたりしませんか?
サーバーの動作速度が遅い、容量が足りない、コスト対パフォーマンス等、他のサーバーはもっと良さそうだから「サーバーの移行(引越し)をしたいな」と思われている方は結構いらっしゃるんじゃないかと思います。
でも・・実際にやるとなるとなんだかとても怖そうですよね。
何を隠そう、僕もサーバーの移行(引越し)はとても危険で面倒なものだと思いこんでいました。
先日ついに僕は、WPXからエックスサーバーのX10プランのサーバーにいくつかのブログを引越ししましたが、やってみた感想をまずお伝えします。
「非常に簡単でした!」
それまで抱えていた不安が何だったのか?というくらいにあっさりと終わってしまいました。
そこで、サーバーの移行(引越し)を考えられている方向けに、何をどのような手順で進めてゆけば安全で簡単に移行できるのか、実際に僕が体験したWPX→Xサーバーの引越しを例にして説明してゆきます。
この記事で分かること
本記事をご覧頂くことで、以下の内容を簡単に把握することが出来ます。
・ブログのサーバー移行(引越し)を行う時の全手順
これからブログを引っ越しする、もしくは今後引っ越しを考えたいという方は、手間を減らし確実に引っ越しを完了させるためにも一読しておくことをおすすめします。
ブログのサーバー移行(引越し)の全体像
ではまず、ブログのサーバー引越しの全体像をお伝えしておきます。
2.ブログの移行(引越し)作業
3.ドメイン設定の変更
大きく3つのフェーズがある、と考えてもらうとわかりやすいです。
どれも重要な作業で、どこか一つを間違えてしまうと完了することが出来ません。
各フェーズ内の移行(引越し)手順に沿って一つずつ確実に作業を遂行してゆくことが求められます。
・・といっても、これからご紹介するやり方は複雑でもないし難しくもないので、初めてでも心配ありません。
ブログのサーバー移行(引越し)手順を全公開
それでは、素人でもらくらくサーバー移行(引越し)が出来る全手順を、僕の体験を基に順を追ってお伝えしてゆきます。
1.引越し先のサーバーを確保する
なにはともあれ、引越し先のサーバーを確保しておかねば、引越しなんて出来ません。
まずは、引越し先のサーバーを確保しておきましょう。
僕はサーバーに関しては速さと安定性に定評があり長く事業を継続していて、低価格のエックスサーバーを使用しています。
これまでサーバーのトラブルは一度もありません。
サポートもとてもしっかりしていて、僕も実際何度も助けてもらっているのでとても安心できます。
そして今回、実際にワードプレスブログの引越しをしてみて、改めてエックスサーバーの凄さを思い知らされました。
「エックスサーバーで良かった」・・とまで思ったので、結構衝撃でした。
ブログのサーバー引越しなんて本来であればめちゃくちゃ難しくてややこしいはず。
しかも頑張って準備して引越ししても意図しない問題が発生したりして、一定の知識がなきゃ難しいっていうのが定石です。
それがこんなに簡単に引越し出来てしまったのは、エックスサーバーの「WordPress簡単移行」という機能のおかげでした。
超簡単にワードプレスブログを「安くていい環境」に引っ越ししたいとお考えなら、エックスサーバーがいいと思いますよ。
エックスサーバーの公式ページ
僕の場合は既にエックスサーバーで何台かサーバー契約しているので、それらのサーバーに収容することにしました。
ちなみに引越し先はX10プランのサーバーです。
僕の場合は既に契約が存在しているので契約は不要ですが、初めてエックスサーバーを使う場合は利用開始の手続きが必要となります。
エックスサーバーの公式ページ
サーバーの利用開始手続きが終われば、次の段階です。
引越し元からのブログデータを格納するための箱を作りましょう。
作業そのものはとても簡単。
移管するブログのドメインをエックスサーバー側に設定するだけです。
実際の手順について解説します。
エックスサーバーログイン後に表示される画面中央付近のサーバーセクションに「サーバー管理」というボタンがあります。
ここをクリックしてサーバーパネルに移動します。
サーバーパネルに移動したら、ドメインセクションの「ドメイン設定」をクリックします。
ドメイン設定では「ドメイン設定追加」タブを選択し、引っ越しするドメイン名を入力します。
今あなたが引越ししたいと思っているブログのドメインが「xxxx-aabbcc.com」だとすれば、「xxxx-aabbcc.com」をそのまま入力します。
チェックが入っている二つの項目があります。
ブログを円滑に運営する機能として有効にしておくことが推奨される機能なので、そのままチェックが入った状態にしておくことをおすすめします。
入力が完了すれば、「確認画面へ進む」をクリックしてください。
追加登録前の確認画面が表示されるので、入力しているドメイン名に間違いがないかを再度確認の上、「追加する」ボタンをクリックします。
引越し先のエックスサーバーの事前準備はこれで完了です。
事前に目を通して行うべきことや各種の細かい注意点を把握しておきましょう。
2.ブログの移行(引越し)作業
ではこれからブログの移行(引越し)作業を行ってゆきます。
一度、サーバーパネルのトップに戻ります。
画面最上部の「トップ」をクリックすれば、以下の画面にすることが出来ます。
そして、「WordPress」セクションにある「WordPress簡単移行」をクリックしてください。
「WordPress簡単移行」は他の会社のサーバーに存在しているワードプレスブログを、円滑にエックスサーバーに移行(引越し)するためのエックスサーバー謹製のツールです。
今回使用してみてわかりましたが、とても秀逸。
ユーザー側はほとんど移行に関して専門知識も必要ないし、やることも殆どないという。
素晴らしいツールでした。
[blogcard url=”https://www.xserver.ne.jp/manual/man_install_transfer_wp.php”]では、実際に「WordPress簡単移行」を使用して、ブログを移行(引越し)しましょう。
移行に必要な内容を画面上に入力してゆきます。
まずは「WordPress移行情報入力」タブをクリック。
移行(引越し)しようとしているブログのURLとWordPressの管理画面にログインする際のユーザー名とパスワードを入力します。
そして「移行先のURL」を入力します。
普通にサーバーを移行(引越し)するだけであればドメインは同じものになるので、「移行元URL」の内容と「URL」の内容が同一になるはずです。
入力が完了すれば、「確認画面へ進む」をクリック。
入力内容の確認画面になりますので、問題なければ「移行を開始する」をクリックします。
この時、WordPressへログインするためのユーザー名とパスワードを間違えていると、処理が進まないので注意してください。
また、私の場合ブログのセキュリティを向上させるプラグインを使用していたため、エラーとなりました。
そのプラグインは「SiteGuard」というプラグインです。
ブログ管理者のログイン用ページのURLを変更する機能やログイン時に日本語入力の認証があるので、それらの機能によってログインできないというエラーが出たではないかと考えています。
なので、セキュリティ系やシステム系のプラグインを使用している場合は、それらのプラグインを一旦無効化して移行処理をするのが無難です。
移行処理が始まると、以下の画像の通り「移行ステータス」が表示されます。
僕の場合は5分から10分程度でデータの転送が完了しました。
移行処理が終了すれば、以下のように「移行ステータス」が100%となり、完了した旨が表示されます。
「確認」というボタンも表示されるので、それまで暫く待っておきましょう。
移行が完了すれば「確認」ボタンをクリックします。
左右のタブ「移行済みWordPress一覧」や「移行実行ログ」を確認すると、移管を完了した今のWordPressブログの移管結果を確認する事が出来ます。
これでデータの移管処理は完了です。
既にエックスサーバーにブログのデータが全て転送されました。
これからドメインの設定を行う必要はありますが、移管そのものはほぼすることがないという・・・
ずっこけてしまいそうなくらい超簡単です。
このエックスサーバーの「WordPress簡単移行」というツールは本当に画期的だと思います。
3.ドメイン設定の変更
では、ブログのサーバー移管の最後の段階に突入です。
ブログのドメインのネームサーバーを変更します。
ネームサーバーを変更することで、該当ドメインへアクセスリクエストが発生した時に引越し後のエックスサーバーにアクセスが行われるようになります。
では、実際にネームサーバーの変更処理を行いましょう。
まず移行(引越し)対象のドメインを取得したレンタルサーバー会社orドメイン取得会社の管理画面にログインします。
今回僕の場合はWPXサーバーでサーバー契約と一緒にドメインも取得したので、WPXサーバーの管理画面へログインしています。
お名前ドットコムやムームードメイン、その他のレンタルサーバーの会社でドメインを取得した場合も行わなければならない事は同じ、「ネームサーバーの変更」です。
WPXサーバーの場合は「契約管理」というメニューの中の「契約情報」をクリックしてサーバーやドメインの契約情報を表示させます。
右側のタブに「独自ドメイン契約情報」というタブがあるので、こちらのタブを選択。
すると、ここで契約しているドメインの一覧が表示されます。
設定対象ドメイン(つまり今回引っ越しを行ったドメイン)のドメインパネルをクリックします。
ドメインパネルが表示されたら、1番右の「ネームサーバーの変更」タブをクリックします。
これまではWPXのサーバー内でブログを動かしていたので、ネームサーバーはWPXのものが指定されています。
これを引越し先のエックスサーバーのネームサーバーに変更します。
エックスサーバーのネームサーバー情報は以下の通り。
ネームサーバー1 | ns1.xserver.jp( 219.94.200.246 ) |
ネームサーバー2 | ns2.xserver.jp( 210.188.201.246 ) |
ネームサーバー3 | ns3.xserver.jp( 219.94.200.247 ) |
ネームサーバー4 | ns4.xserver.jp( 219.94.203.247 ) |
ネームサーバー5 | ns5.xserver.jp( 210.188.201.247 ) |
最新の情報はこちらのエックスサーバーのマニュアルでご確認ください。
[blogcard url=”https://www.xserver.ne.jp/manual/man_domain_namesever_setting.php”]入力については、可能な限りコピペを使用して入力ミスが発生しないようにすると良いですよ。
そして「ネームサーバーの変更(確認)」ボタンをクリック。
確認画面が表示されるので、入力内容に間違いがなければ「ネームサーバーの変更(確定)」をクリックします。
隣のタブ、「ネームサーバー」で今入力した内容にネームサーバーが変更されていればOKです。
これで、あなたのブログのドメインにアクセスがあれば、今後全てエックスサーバー側にアクセスが行われるようになります。
厳密にはネームサーバーを変更したことが全世界のDNSサーバー(ネームサーバーのことです)に浸透するまで30分~5日間程度必要と言われていますので、少なくともその間は旧ブログもそのまま残しておくことをおすすめします。
今回、ドメインの契約はエックスサーバーに移管せずWPX側で管理を継続。
ネームサーバー設定を変更することで対応しています。
これはお名前ドットコムやムームードメイン等でドメインだけを取得し、エックスサーバーでブログを作成するのと形は同じです。
ドメインの管理そのものもエックスサーバーに移管する場合はドメイン移管処理も行う必要があります。
結論!「WordPress簡単移行」のおかげで超簡単に移行(引越し)できた!
今回、ブログの移行(引越し)を行ってわかった事。
エックスサーバーの「WordPress簡単移行」という機能のおかげで簡単かつ安全に移行することが出来ました。
正直ココまで簡単に出来るなんて想像していませんでした。
FTP接続を行って、既存のブログをダウンロードして・・新しいサーバーにアップロードして・・・とかっていう諸々の手動対応でやっとこさサーバーの引っ越しができると思っていましたが、簡単すぎて正直拍子抜けしました。
今回僕は合計3つのブログをwpXからエックスサーバーのx10プランサーバーに移管しました。
その3つのブログ全てが簡単に、円滑かつ安全に移行できました。
ブログの引越でトラブったりすると、何が原因でそうなっているのかを理解するまでにとても時間がかかるだろうと思うのと、最悪時間を浪費するだけ浪費して結局引越しできなかった・・という状態にもなりかねない訳です。
そういった心配なく簡単に引越しできたというのは、とてもありがたかったなと。
ブログの移行(引越)は通常、手動でデータをエクスポートして行ったりプラグインを使って行う方法などがあります。
手動だと手順がとても把握しきれなかったし、問題点への対応が出来ないだろうという不安がありました。
また、プラグインで引越しを実行するのが比較的簡単そうではあったのですが、それらのプラグインで無料の範疇では収まらない容量だというのも今回わかりました。
仮にプラグインを使って無料で出来たとしても、問題が発生した時の問い合わせ対応が満足に行われるのか、そもそもやり取り英語やん・・って言うところがあって、プラグインでの引越しは断念したんですね。
そして、探し当てたのが「WordPress簡単移行」というサービスでした。
しかも自分が使っているサーバーの会社で提供されているサービスだなんて・・まさに灯台下暗し。
エックスサーバーへの移行であれば費用はかからないし、何かあれば信頼のおけるエックスサーバーのサポートに問い合わせ出来るし、とても安心できる状況が揃っていました。
結果何の問題もなく、非常に短時間で引越しを終えることが出来ました。
問題が起きてトラブルシュートする時間って、結構な時間がかかったりしますもんね。
大切な時間を無駄にしなくても良かったという意味でも、簡単に短時間で引越しが出来たというのは本当にありがたかったです。
エックスサーバーの公式ページ
ブログを移行(引越し)する時の注意点
ブログのサーバー移行(引越し)で1番注意をしておかねばならないのは、「正しい手順で処理を行う」という事です。
手順を間違うと、大切なブログのデータが消えてしまったり、エラーが出てうまく移行(引越し)をする事が出来ません。
そういう意味でも、エックスサーバーの「WordPress簡単移行」という機能を使用すると、非常に簡単な手順でブログのサーバー移行(引越し)を行うことが出来るので、安心度は高いですよね。
しかし、それでも事前に手順を確認しておかねばうまく進めることが出来なかったりします。
本稿やそしてエックスサーバー公式のマニュアルを見て、しっかりと手順を理解した上で移行(引越し)処理を行われることをおすすめします。
[blogcard url=”https://www.xserver.ne.jp/manual/man_domain_setting.php”] [blogcard url=”https://www.xserver.ne.jp/manual/man_install_transfer_wp.php”] [blogcard url=”https://www.xserver.ne.jp/manual/man_domain_namesever_setting.php”]また、セキュリティ系のプラグインやシステム系のプラグインは停止した状態で移行(引越し)しましょう。
移行処理時にエラーが発生してしまって、移行処理が行えない場合がありました。
移行処理に入る前にエラーが出る分にはまだ良いのですが、移行途中にエラーが出たりすると冷や汗が出るだけじゃ済まないので、なるべく地味な環境(笑)の状態で移行処理をすると良いと思います。
まとめ
ワードプレスのブログを引越したい、と思うタイミングや理由はそれぞれだとは思いますが、エックスサーバーへの移管(引越し)だととても簡単に行える事がわかりました。
敢えてエックスサーバーではダメだという理由が存在しているのであれば別ですが、それ以外であればもうエックスサーバーでいいんじゃない?って思えてしまいましたね(笑)
ブログを引越しされるご予定のある方は検討の一つに入れてみてもいいと思いますよ。

2018年夏、長いサラリーマン生活から独立、起業。自由をゲットしました。
人生は一度きり、行きたい時に行きたい場所に行き、やりたいことをやる。
時間と経済的な自由を得て、自分に嘘をつかないスマートライフを送っています。
好き:乗り物、しいたけ、モフモフ猫さん、レッサーパンダ
嫌い:パクチー、夢のない仕事、カロリー
サラリーマンとしていくら頑張っても、結局は人からの評価で物事が決まり、たった一度の人生であるにも関わらず「住むところも、稼ぐ額も、自由になる時間も自分自身が決める事が出来ない」、という不自由に嫌気がさしたのがインターネットビジネスを始めたきっかけ。
【実績】
2017年2月:副業としてネットビジネス開始
2017年8月:副業で月収70万円達成(ブログ)
2018年1月:自身で1記事も書かずに月収60万円達成(ブログ)
2018年7月:念願の独立(自分自身の働き方改革)
“正しく行動すれば目指す結果に到達出来、未来をあなたが望む自由な人生に変えてゆく事が出来る事“を発信しています。
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